6月2日、今朝の諏訪市は気温が11℃まで下がり、朝は自動車のフロントガラスが露に濡れていました。こんなふうに、露が着くのはどういうときでしょうか。
中学2年で気象について勉強しますが、空気中には水蒸気が含まれています。酸素や窒素はほぼ一定の割合で含まれていますが、水蒸気はその時その場所の気候によって含まれている量がかなり違っています。
その空気の体積当たり(普通は1㎥当たり)に含まれている水蒸気の質量を水蒸気量(gで表わします)といい、その体積に含める水蒸気量は気温により変わってきます。ある気温で含める最大の量を飽和水蒸気量といいます。11℃の飽和水蒸気量は10.0g/㎥なので、露がついた(気体の水蒸気が液体の水になった)ということは1㎥あたり10g以上の水蒸気が含まれていた、空気中の水分が比較的多い状態だったということになります。
もう6月で季節は梅雨が近づいていますので、空気中の水分も多くなっているのですね。諏訪からは場所によっては特に冬には富士山がよく見えますが、今朝は霞んで見えませんでした。空気中の水分が多いんだなあと実感しました。
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